M字ゾーン、リアス海岸浸食中。

現在48歳の男性です。

M字ハゲが超高速で進行中な事です。

きっかけは、30年ほど前の高校生時代までさかのぼります。

当時BE-BOP HIGH SCHOOLが大人気で、

ツッパリスタイルが主流でした。

私も流行に乗り、そんな恰好をしていたのです。

短ラン、ボンタンにリーゼント。

今は見かけませんが、あの頃は格好良いと思っていました。

そして、とある作業が今になり後悔する羽目になるとはあの時知る由もなかったのです。

とある作業とは、額の生え際を鋭角にする「ソリコミ」なのですが、

綺麗に恰好良く見せる為、毎日カミソリで剃ります。

でも、毎日は面倒なんです。

そこで私は、「抜けば楽になる」と思いつきました。

早速毛抜きを買ってきてプチプチ抜きます。

やはり思った通り綺麗になり、さらにしばらくの間手入れをしなくても困りません。

そして、あまりにも見事だったらしく、友人達には「ブーメラン」という異名も頂きました。

ちょっと生えたらプチプチ。

デート前や写真撮影前もプチプチ。

高校卒業まで事あるごとのルーティーンでした。

「俺のブーメランは今日も最高だぜ」って。

でも、それがイケなかったのです。

社会人になり、30歳頃「ハッと」思った時には、

その場所に、産毛すら顔を出さなくなりました。

抜きすぎていた為、毛根が死んでしまったのかもしれません。

それからは、ごまかしの人生です。

前髪で隠し、M字をさらすのを避けてきました。

私自身、実感するのも嫌だという潜在意識もあったのでしょう、

M字に意識を向ける事が何年もなかったのです。

しかし、42歳の厄年の集まりで、現実を知ります。

無意識に髪をかき上げた時、同級生にこう言われました。

「もうブーメランじゃなくて、リアス式海岸だな」って。

 

半島が海へ突き出し、入江が深くなったようなフォルムです。

 

髪の毛の量は少ない方ではありません、

現在でもハゲとは言われたことがありません。

 

なぜかって?

 

それは前髪で隠しているからです。

 

あの時、リアス式海岸と言われた日から、前髪を上げる事はしていません。

悲しい事に、さらに入江が深くなっているからです。

しかも、超高速で。

 

そして、あれから育毛が日課になりました。

毎晩ピチャピチャかけています。

 

噂の育毛剤は金に糸目を付けずに試しました。

ピチャピチャと。

 

でも、戻ってこないんです、M字ゾーン。

 

何か良い手はないですか?

教えてほしいです。

リアス式海岸の浸食を止める手立てを。

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